20210807 林家二楽師匠が怪獣を切る

東京芸術劇場のファミリー寄席企画で紙切り林家二楽師匠がウルトラマンの怪獣39体を切るという企画が有ったので行ってみた。

  • 整理番号的にかなり後ろだったので先に見やすい席埋まってるかなと思ったらそうでもなかった。
  • 結構な人数居たけど子どもの数が両手で足りるぐらいしかいないオチ。
  • オープニングトークの話で(前座さん、お囃子さん合わせて)二楽師匠が一番ウルトラ度が低いらしい。
  • 柳家喬之助師匠「子ほめM78」
    • ご存知「子ほめ」の改作。
    • マクラで今年のウルフェスじゃなかったウルサマの話。
  • 柳家喬太郎師匠「侵略指南」
    • 「あくび指南」の改作。
    • マクラが大変危険なネタだったんだけど、昼に別の寄席でやったらしいけどそれ配信だったらしい。
    • この前の鈴本演芸場のトリとか、今度の代演のヤツとか生で聴けないから今日は色々得した感じ。
  • メインの二楽師匠は弟子の八楽さんと共にウルトラマンの39体の怪獣切りに挑む様子。
    • 二楽師匠、八楽さんと分けながら切っていくも血を吐きながら続ける悲しいマラソン状態に。
    • 通常の寄席が試し切り+2つぐらいなので十数枚切るとか普通は無いであろう。
    • 二楽師匠、八楽さん共に揺れて切ってたけど途中から揺れなくなったのでそのツラさが分かる。
    • 八楽さんの丁寧な言葉づかいが逆に生意気な小学生だの黒木香だの言われる始末。
    • 喬太郎師匠、喬之助師匠にもハサミが与えられそれぞれ切るも喬太郎師匠のジャミラがまともなぐらい(お客さんに抽選でプレゼントされた模様)。
    • お囃子さん、前座さんの演奏かなり頑張ってた。
      • ちなみに演奏手伝いの前座さんは春風亭一之輔師匠(この日は千葉で独演会)のお弟子さん。
      • いっ休さんは確認出来たけど、まさか頭が光ってるから光の戦士ってことで呼ばれたのではとか思ったり。
    • 会場の延長が出来ないのでカラータイマーが鳴ってラストスパートし、なんとか最後のゼットンまで切って終了。
    • 二楽師匠と八楽さんが途中親子の会話になりかけてたのが面白かった。
  • 喬太郎師匠の三本締めでお開き。
  • 感想としては八楽さんの若さだけ有っても、二楽師匠の経験とテクニックと経験有ってもアレだけの数をこなすのがツラいという凄い会だった。セブンの怪獣全部とかもうちょい時間取ったりとか2日に分けるとかになるのかな。何にしてもお疲れさまでした。