「マルサの女」と「お葬式」

新文芸坐大滝秀治さん追悼の最終日が伊丹十三監督モノだったんで、期限の近づいた会員特典の招待券を使用して観てきた。
大滝秀治さん追悼なんだけど、作品的に山崎努さんが主役だったり準主役なんでそっちのギラギラした演技を再考する感じになってしまった。1984〜1987年だと50代辺りで良い感じに脂の乗ってるのだよな。

マルサの女

  • 山崎努さんの演技も光るけど、その他の男性陣が濃ゆくて光ってて良い。伊東四朗さんの小ずるい感とか諸々。
  • 生々しい濡れ場シーンって今はあんまり無くなったなあ。今だと伊丹作品の濡れ場って倫理とかその辺からするとR指定入るのかな。

「お葬式」

  • マルサの女」では前半ぐらいしか出番がない大滝秀治成分ですが、こっちは全面に登場しており味が濃ゆい。
  • 昔見たときは葬式に関して経験もなんにもなかったけど、今となっては何回か経験するようになった訳でその上で観るとこの作品のあるあるさ等がジワジワ来る様になった。
  • 青姦シーンでおくりびとコラのこれを思い出して吹き出しそうになった。